眠い、もうダメだ
こんな注文くるとおもわなかた
2019/12/28
電車では本を読んでいたい。
車移動では読めないし、家ではやること次から次へとあって無理。
電車で、携帯いじるのなんかやだし。
けど見渡すと8割がたスマホ見てる人たちだ。
スマホで本を読めたりもするらしいからな。
あとは眠気との戦いだ。
電車に揺られるとすぐ眠くなるのは、胎児の頃母の腹のなかで揺ら
年が暮れる。
なんとか体はもった。
正月は釣りしよう。
2019/12/14
長い長い日だった。
祐天寺で17時まで仕事をしたあと、吉祥寺に向かう。
渋谷で東横線から井の頭線へ乗り換える。
渋谷の駅はぐっちゃぐちゃだ。
地下の下の方から地上に出るまでにうねうねと迷路のような道を歩
やっと出たと思ったらものすごい人ゴミで早くもやる気が失せた。
ずっと工事をしてるこの街は、果たして全部が終われば便利になる
吉祥寺にようやく着くと19時前、まだちょっと時間がある。
早く動いてきてよかった。
ハモニカ横丁に潜り込む。
ウロウロして飲み屋を選んだ。
一人で飲むというのはいまだにドキドキする。
決断力のない人間だ。
ドアもない店の方が入りやすくていい。
L時のカウンターがあるだけ。
立ち飲みスタイル。
ビールはサッポロ。
自分にしては案外早めに決めた。
樽のビールをジョッキで一杯。
串二本と煮込み。
ガツというのがどこの部位なのかは詳しく知らないが、メニューに
あとは鳥の皮だ。
皮はタレだ。
本当なら10本くらい食いたいとこだが、まだ1軒目だし、夜は長
誰かと飲めばダラダラとベシャリを入れながら、相手の好みや挙動
黙々と飲んで食う。
5分で終了だ。
誰かが声を上げたヒューガルデンが耳についた。
ヒューガルデンの樽があるとは。
数十年前の禁断の恋を思い出す。
いつもその女(ヒト)とはデートの終わりに新宿のパブでヒューガ
甘くほろ苦いデザートビールだ。
「東京の恋人」という映画とどこかしら似ている恋だった。
こんなことを思い出すなんて今日は少しノスタルジックでセンチメ
そしてこの後、その「東京の恋人」の舞台挨拶に出向くのだ。
まさか自分がそんな役目を果たす時が来るとは思っていなかった。
「この映画の音楽を担当した東京60WATTSの大川です」
そんなセリフを頭の中で何度か繰り返しつつヒューガルデンのジョ
2019/12/11
来てしまった。
監督からのメールが。
映画の上映が始まる前に、一度どこかで舞台挨拶に来てくださいと
お愛想かもしれないし。
映画はとりあえず5回くらい上映される。
どんなだったかツイッターで書いてあるので読んでいた。
毎回満席で、舞台挨拶は役者さんたちが大挙してやって来て盛況の
どうやら僕はお呼びでなさそうだ。
もしも、もしももう一度強く誘われたら重い腰を上げようと思って
そして
「最終上映日、吉祥寺、登壇セヨ」との召集令状が届いたのだ。
どんなツラしてどんなコメントを言えばよいか。
監督はじめ、役者の皆さんは、映画を作り上げたという自負があろ
ONE TEAMだ。
それに比べ僕は10年以上前に作った曲を使ってもらっただけでは
だいぶにわかだ。
「音楽を担当した大川です」
とでも言えというのか。
久石譲でもあるまいし。
しかしこの先、映画の舞台挨拶に参加できる可能性は、ノーベル賞
人生の思い出にでておくのも一興か。
こういう時、ロックの人はサングラスなんかかけて、うつむき加減
不機嫌な顔して「別に、、」とか言ってやろうか。
いや時期が時期だけに思いっきり外すだろう。
あとそうだ、どんな格好するんだ。
一張羅なんてないぞ。
アオキで買った背広どこにしまったけな。
いやあでもなあ、そんな背広で行ったら似合わなくて笑われそうだ
ロックの人っぽくロンTに破れたブラックジーンズか。
いや、それじゃリンドバーグだ、今すぐキスミーだ。
困ったもんだ。
ハーモニカ横丁でべろんべろんになってから行くか。
2019/12/10
Wを観た。
女芸人のやつだ。
一昨年去年観てあんまり面白くなかったからスルーしようと思って
が、ちょっとネットで話題になっていたので、観てみた。
面白かったーー。
「ウエルカムトゥシンカンセン」が良かった。
2019/12/9
2019/12/8
2019/12/7
2019/12/6
60ワッツは2ヶ月ぶりのライブだった。
前回に味をしめEGにEGを弾いてもらった。
EGというのは彼の芸名なのだ。
本名は榎本げんじろうという。
エレキギターで弾き語りをする彼だったり、2人ユニットだったり
ギターももちろんカッコ良いが、歌が良い、なんとも言えない色気
コーラスもうまい。
逸材だ。
山口の進くんはずいぶん前、2004年か5年だかにツアーをした
ツアーの記憶はあまり無い。
仙台でやった気がする。
森さんによると、仙台発、苫小牧行きのフェリーに一緒に乗って北
たけし日記をさかのぼれば、その記録はあるはずだが、残念ながら
進くんとはその後、桜新町の居酒屋で飲んだ記憶がある。
わりと仲良くなったのだ。
その時彼の彼女がいた記憶もあるが、それは昔のことなので蒸し返
そこで「ブラジャー事件」のことを聞いたと彼は言う。
たけし、伝説の鉄板ネタだ。
だがそれは昔のことなので蒸し返すまい。
その後進くんとは連絡は途絶えていた。
バンドは解散し、新しいバンドを組んだことは知っていた。
こないだ大阪のソロライブで一緒になり、10なん年ぶりに歌を聴
そして今日バンドでの歌を聴いた。
その歌には10なん年分の重みが加わっていた。
彼の歌う背中を見ながら10なん年の月日を考えていた。
果たして僕の歌には10なん年の重みがあるのだろうか。
色々あったけど身軽になった気がするから、重みじゃなくって軽み
今度いつ会うか決まってないけど、きっとどちらも歌い続けてるだ
あの曲良かったなあ。
今度題名聞いてみよう。
2019/12/5
急に年末感出してきやがって。
繁華街に怒声が上がる。
深夜の混んだ電車にも殺伐とした空気が漂う。
何かちょっと気に入らないことが起こると食ってかかろうとする輩たち。
もはや臨戦態勢だ。
日々のストレスか。
酔うと気が大きくなるのか。
集団だと気が大きくなるのか。
奴らは攻撃を向ける相手を虎視眈々と狙っているのだ。
これから電車に乗って帰らなきゃいけないのにそんな頭おかしくなるまで飲まなきゃいいのに。
いい年して歯止めがきかないのか。
暴れだすやつは残念ながら大抵おっさんだ。
できるだけ近づかないようにしておけばいいんだけど。
なんか知らんけど火の粉が俺に飛んでくる。
呼んでいるのか。
数年前、年末の山手線。
満員電車で喧嘩を始めたおっさん。
ちょっと離れていたから知らんぷりしてたけど。
暴れ出してドミノのようにこっちまで人が押されてきた。
離れたところで女性の叫び声。
「ちょっとなんでみんな知らんぷりしてるの、男のくせになんとかしなさいよ!」
気づいたらおっさんと俺の間に関係ない女性一人、押しつぶされていた。
体を入れ替えてかばおうとして強引に体を捻じ込んだら、目の前におっさんが。
標的は俺になった瞬間だ。
「なんだお前は!」
なんだお前はじゃないよと思いながら、暴れるし、襟首掴まれるし、押さえつけながらちょうど着いた駅のホームに押し出した。
原宿駅だった。
4、5人の男性が雪崩れるようにホームに飛び出た。
おっさんの標的は未だに俺だ。
周りの人が止めようとするがおっさんは止まらない。
無抵抗主義を決め込んで、手を後ろに回し、黙秘した。
誰かに腕を押さえられたおっさんは足を振り上げ俺に蹴りを入れてきた。
もう無理だ。